• ごあいさつ
  • What's New
  • 私の好きな絵
  • 私の好きな美術館
  • 全国の美術館への旅

五島美術館

東急大井町線上野毛駅から徒歩5分

ジャンプ

ここをクリックすると、
「五島美術館」のページにリンクします。
古き良き平安時代を彷彿とさせてくれる、寝殿造りを現代風にアレンジした建物の美術館です。約2万平方メートルと言われる庭園が素晴らしくて、ゆったりとした自然の美しさを楽しむことができ、庭園のみの散策もOKで、十分に楽しめます。濃い緑の木々の中に、石仏や石灯篭が本当にさりげなく置かれていて、ここは武蔵野の台地なんだな・・・と実感させてくれるのも、嬉しいことです。
この美術館は、昭和35年、東急グループ創始者である五島慶太氏が喜寿を迎えたときに寄贈した日本・東洋の古美術を根幹に設立されたものです。原則として新規の収集はしないらしいのですが、収蔵されている美術品は、古写経、書蹟、絵画、茶器を中心に、陶磁器、考古品、古鏡コレクション、馬具など2000点にも及びます。
でも、この美術館で特筆すべきは、何と言っても「源氏物語絵巻」で、その「鈴虫」の場面では、息子の冷泉帝と対面している源氏の顔を、めずらしく正面から非常にはっきりと見たりもできます。ただし、公開は春の10日間のみで、チャンスに恵まれないとお目にかかれません。
また、この美術館の「茶の友の会」に入ると、収蔵品の茶器類を使った茶会に出席することができて、茶道の趣味を持つ人にとっては、なかなかイキなはからいと言えると思います。武蔵野の雑木林を散歩してみたくなったら、ぜひお出かけください。
page top