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「ま行」の美術館

マコンデ美術館

東アフリカ、タンザニアの外界から隔絶したマコンデ高原地帯に住むマコンデ族は、最初の父が黒檀を彫って最初の母を作ったという伝説を持ち、古くから創造力豊かな独自の彫刻を造り上げています。その人間の生の悦びを謳歌し、強烈でまた前衛的なマコンデ彫刻を中心に、ティンガティンガ絵画、ドローイング、バチック、楽器、生活用具など3000点の収蔵品の中から800点以上の作品を展示しています。

町田市立国際版画美術館

版画ばかりの美術館です。常設展示室は木版、銅版、リトグラフ、シルクスクリーンと、技法によってコーナーが分けられ、1階のハイビジョンギャラリーでは、広重の「東海道五十三次」などをいつでも見ることができます。

増田町まんが美術館

増田町出身の漫画家・矢口高雄氏(「釣りキチ三平」作者)のフィールドワークを紹介するとともに、国内79名・アジア11名の漫画家の原画を常設展示したギャラリーを備え、マンガ単行本、週刊漫画誌や、アニメーションも楽しめる美術館です。

松岡美術館

美術品を求めてロンドン、パリ、ニューヨーク、香港と収集の旅を続けた実業家、故松岡清次郎のコレクション約1700点を収蔵している美術館です。収蔵品は陶磁器、壺、ガンダーラ・インドの仏教彫刻、日本画、ヨーロッパ絵画など、多岐にわたります。

松下美術館

財団法人が運営する美術館です。鹿児島県出身の画家、海外の印象派の作品を主に展示しています。小高い丘の斜面に建つステキな美術館です。

丸亀市 猪熊弦一郎現代美術館

市ゆかりの画家 猪熊弦一郎の全面的協力で開館した美術館です。1階には3層吹き抜けのエントランスホール、2階には猪熊画伯の作品の常設展示室、3階には企画展示室があり、その一部には自然光が採り入れられています。こうした展示室の他に美術図書室、造形スタジオ、ミュージアムホール、屋外彫刻展示場やカフェレストランもある多目的な美術館です。

丸木美術館

画家丸木位里・俊夫妻の共同作品「原爆の図」の他、戦争や公害を告発する絵画等を展示するためにつくられた美術館です。川辺に立地し、毎年5月5日には開館記念日の集い、8月6日にはひろしま忌が行なわれ、市民運動のネットワークの場ともなっています。ホームページには、美術館の建設経緯や利用案内・友の会の紹介とともに、原爆の図が数多く紹介されています

漫画美術館

加藤芳郎、石ノ森章太郎、モンキーパンチ、いがらしゆみこ、里中満智子らの原画を含め約500点近くを収蔵・展示している美術館です。

三重県立美術館

日本近代美術関連の深い海外の作品や三重県出身の作家、三重県にゆかりのある作家の作品が収蔵されている美術館です。作品としては、岩橋教章「鴨の静物」、岸田劉生「麦二三寸」、佐伯祐三「サンタンヌ教会」、須田国太郎「信楽」、宇田荻邨「祗園の雨」、またムリリョの「アレクサンドリアの聖カタリナ」など、日本の明治以降の絵画・彫刻・版画・工芸・素描をはじめ、近世の絵画、西洋近現代の絵画・版画・素描、スペイン美術など多岐にわたっています。

三笠市立博物館

アンモナイトの町として有名な三笠市の特色を生かし、日本最大級のものをはじめ約600を数えるアンモナイト、二枚貝、クビナガリュウ、モササウルスなどの海生生物化石、草食恐竜のノドサウルス化石などが展示される博物館です。

三岸好太郎美術館

昭和9年に没した洋画家、三岸好太郎の作品のみを集めた個人美術館です。三岸の短い生涯の年代ごとに展示室が5つに分かれているので、はじめての人でも理解しやすくなっています。

三鷹市美術ギャラリー

分野・時代・地域にとらわれない幅広い分野にわたるユニークなテーマの企画展を開催する美術館です。企画展のない期間は展示室の貸出も行っています。

水戸芸術館

美術館、コンサートホール、演劇ホールの三つの機能を持った、三大芸術の総括としての「芸術館」です。ギャラリーは、自然と人工の光のコントロールによって、さまざまな美術作品を鑑賞することができます。企画展もたいへん意欲的です。

宮城県美術館

前庭にヘンリー・ムーアのブロンズ彫刻「スピンドル・ピース」が点在するオシャレな美術館です。所蔵の作家は、高橋由一、萬鉄五郎、速水御舟、松本竣介、芹沢 介、長谷川潔、棟方志功、安田靫彦、荘司福、佐藤忠良、新宮晋、荒川修作など、宮城県や東北地方にゆかりのある日本画、洋画、版画、彫刻、工芸が鑑賞できます。

宮崎県立美術館

置県百周年記念事業の一貫として県総合文化公園の中につくられた美術館です。ピカソ、マグリッド、マンズー、シニャックや、海老原喜之助、山口長男、山内多門らの作品約3000点を収蔵し、その中から常設展を行う。特に、瑛九を中心とするコレクションは充実しています。常設展のほかに、特別展や、アトリエを使った実技講座・子ども美術教室なども開催され、意欲的です。

宮沢賢治童話村

宮沢賢治生誕100年を記念し、1996年7月にオープンしました。「風の又三郎」「銀河鉄道の夜」など、賢治が描 いた童話とイーハトーブの自然が体感できるアミューズメント施設です。全身がきらめく星たちに包まれ、巨大万華鏡の中に迷いこんだような気持ちになる「宇宙の部屋」、大スクリーンの上に立つと眼下に鳥の視界が映し出される「天空の部屋」、アリのサイズになって巨大な自然を探検する「大地の部屋」など、胸ときめくファンタジーが次々と展開されます。

無言館

夭折した画家のデッサンを収める信濃デッサン館の分館で、全国各地の戦没画学生の遺作を収集し、その中から85点ほどを展示する美術館です。戦地からの書簡などの資料も展示され、戦争と平和を問いかけてくるようです。

夢土呂 山本丘人記念館

美術館夢呂土のなかにある、近代日本画革新の旗手で文化勲章受賞作家 山本丘人の作品、資料を展示する記念館です。「夏渡る時」から絶筆となった未完の作品まで、丘人の作品をゆっくりと堪能することができます。

棟方志功記念館

青森出身の版画家 棟方志功の記念館です。展示作品は「星座の花嫁」「大和し美し」「釈迦十大弟子」「東北経鬼門譜」をはじめとして、油絵、書なども鑑賞することができます。

村内美術館

パルピゾン派、印象派とその仲間たちから20世紀にいたる画家たちの作品が常設展示された美術館です。ミレー、コロー、クールベやその他バルビゾン派、印象派、エコール・ド・パリ、現代フランス画家などの作品が展示室ごとに分類し、展示されていて、ファンの方には本当に嬉しい美術館です。

明治神宮宝物殿

明治天皇・昭憲皇太后の短冊、装飾、装束類、書籍、調度品、刀剣などを中心に収蔵・展示しています。

明治村

広々とした敷地に、明治建築を展示している博物館です。重要文化財に指定されている、「聖ヨハネ教会堂」「西郷従道邸」「東山梨郡役所」「三重県庁舎」「札幌電話交換局」「品川燈台」などを実際に見て楽しむことができます。

目黒区美術館

館のコンセプトは「都市型地方美術館」で、都市生活者の自己再発見の場でありたいとの考えからです。主な収蔵品は、児島善三郎「フランス風景」、岡鹿之助「信号台」、岡田謙三「間隔」などで、西欧との関わりの中で、展示した日本の近・現代美術の特質に焦点を当てようとしています。

メナード美術館

日本メナード化粧品株式会社の創業者・野々川大介夫妻が中心と なり収集した美術作品を広く一般に公開するため、昭和62年10月に開館した美術館です。所蔵作品はおよそ1,100点で、内外の近・現代絵画を中心とした様々なテーマによる所蔵 品展や特別企画展などをほぼ2か月単位で開催しています。収蔵作品には、マネの「黒い帽子のマルタン夫人」、モローの「サロメの舞踏」、シャガールの「夏=収穫と落穂拾い」、尾形光琳の「三十六歌仙図屏風」、岸田劉生の「林檎を持てる麗子」など、興味深い作品がそろっています。

MOA美術館

熱海駅のすぐ裏から始まる山の中腹に建つ贅沢な雰囲気の美術館です。コレクションは、尾形光琳の「紅白梅図屏風」をはじめ、野々村仁清、伝本阿弥光悦などの国宝、重文を含めて約3500点です。能楽堂も茶室もあって、一日たっぷり楽しめます。

モトフサ現代美術館

岡野さんからのコメント:
ここを訪れた人だけが知る芸術家、岡野元房。彼は、1966年 鳥取県岩美町牧谷に生まれ、個性豊かな絵画や彫刻を数多く残した。数百点の収蔵作品のうち、100点程を常設する。その秀越な作品群は、時代を超えて人々の心に語りかける。是非一度、お出かけ下さい。「ジオパーク最後の秘境、モトフサ現代美術館」

盛岡山王美術館

古美術収集家・故影山忠雄氏が建てた美術館で、岩手県出身の画家・彫刻 家の作品を中心に展示している美術館です。2階には古陶器、古美術品が揃っています。特 に、藩政時代の南部家に関わる陶器・漆器・式典・掛軸などが多く、貴重な資料 ともなっています。
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