• ごあいさつ
  • What's New
  • 私の好きな絵
  • 私の好きな美術館
  • 全国の美術館への旅

「か行」の美術館

海岸美術館

写真家の浅井愼平氏の作品を展示する写真美術館で、1960年代から現在にいたるまでの作品50数点と、浅井氏自身がつくったガラス工芸作品が常設されています。まわりの自然と一体となった美術館で、同じ写真が天候により様々に見ることができるのも楽しいです。

香川県文化会館

展示室・芸能ホール・茶室などの施設を有する文化施設で、県立美術館としての機能も担う会館です。「和洋混在併存」した木をふんだんに使った建築の中には、香川県出身の先覚作家および現代作家の作品を中心とした美術作品約1400点を収蔵しています。収蔵品には、平山郁夫などの日本画や、猪熊弦一郎、小林萬吾などの洋画、新田藤太郎、イサム・ノグチなどの彫刻、北原千鹿などの美術工芸や書・写真などもあります。

角館町 平福記念美術館

藩政時代の佐竹北家家臣の屋敷跡で、その後は平福百穂の尽力によって建てられた旧制県立角館中学校の校舎があった場所に建つ美術館です。佐竹義躬(さたけよしみ) 、小田野直武、常世翠巒(とこよすいらん)、平福穂庵ら、郷土の画人たちの作品が所蔵されています。

鹿児島市立美術館

摩藩主島津氏の鶴丸城二の丸跡地につくられた美術館です。黒田清輝、藤島武二、和田英作、東郷青児などの郷土作家と現代工芸、印象派のモネ、ルノアール、セザンヌなどの西洋美術の作品を展示しています。収蔵品は、黒田清輝「アトリエ」、和田英作「赤い燐寸」、東郷青児「ブローニュの森の風景」、山口長男「卓上B」、モネ「睡蓮」、セザンヌ「風景」、ダリ「三角形の時間」、カンディンスキー「二つの黒」などで、彫刻では、ロダン、ブールデル、マイヨールなどを鑑賞することができます。

笠岡市立竹喬美術館

日本画壇に独自の画境を築いた小野竹喬の偉業をたたえ、その功績を永く伝承するため、遺族から寄贈された多数の遺作遺品をもとに建設された美術館です。画伯の作品、遺品など580点が収蔵・展示されており、美術愛好家たちの人気を集めています。

笠間日動美術館

笠間神社と陶芸、芸術家の町として栄えた地に建つ大規模美術館です。日動画廊の創設者である長谷川仁氏の画商としての長い経歴を生かした収集品が約2000点あります。収蔵品は、岸田劉生、安井曾太郎、梅原龍三郎、藤田嗣治、林武、小磯良平、ルノワール、ピカソ、マティス、カンディンスキーなど多数にのぼります。

GAS MUSEUM がす資料館

東京ガスがガスをめぐる歴史と人の生活を展示すべく、東京ガス本郷営業所(明治42年建)と東京ガス千住工場内の計量器室(明治45年建)を移築してつくられたものです。いずれも東京都と建築学会から「貴重な建物」の選定を受けた煉瓦造の物で、芝生と煉瓦の広場にガス灯がともり雰囲気を出しています。元本郷営業所の「ガス灯館」ではガスの歴史とガス灯・明治錦絵を展示しており、元計量器室の「くらし館」では熱として使われるようになったガス器具のうつりかわりや、ガスの供給・製造の歴史を紹介しています。

霞中庵 竹内栖鳳記念館

横山大観と並ぶ日本近代絵画の巨匠 竹内栖鳳の作品を集めた美術館です。嵯峨野にあった栖鳳の山荘兼アトリエがこの「霞中庵」で、栖鳳が大変に愛した場所です。

可必館・京都現代美術館

四条通りの北側にある美術館です。自由の精神を持ちつづけたいという願いから「何必館」と名づけられました。画商の梶川芳友が設立した現代美術を中心に所蔵されており、村上華岳の収集では日本有数の質と量を誇っています。

神奈川県立金沢文庫

この建物は、金沢八景「称名寺晩鐘」のお寺として知られています。収蔵品は、「十六羅漢像」「北条実時像」「弥勒菩薩立像」をはじめ、鎌倉時代の古書、古文書、美術工芸品など文化財が豊富です。

神奈川県立近代美術館

1951年11月に日本の近代美術館としてオープンした美術館です。近代日本洋画を中心に、現在7000点をこえる美術作品を所蔵しています。本館と別館に別れていて、平家池にのぞむ本館は、ル・コルビュジェに学んだ故坂倉準三氏の設計で、戦後のモダニズム建築として高い評価を受けており、そこから350mほど離れて、古都鎌倉にふさわしく和風を加味した、大高正人設計の別館があります。

片岡鶴太郎美術館

俳優であり画家としても活躍中の片岡鶴太郎氏の作品を展示した美術館です。温泉で有名な草津の「西の河原公園」から流れる湯の川のほとり、高台に建つ純和風の草津ホテルとこんもりとした緑をバックに、自然と歴史に溶け込む斬新なデザインの美術館です。展示作品はどれもほのぼのと、やさしく温かい雰囲気で、心がなごみます。

金木町立歴史民俗資料館

金木町出身の作家・太宰治の代表作『斜陽』『人間失格』『桜桃』をはじめとする遺品や、新田開発資料、芦野七夕野遺跡・妻の神遺跡・藤枝遺跡などからの出土品や、この地方に伝わる刺繍技法「三縞こぎん」などが収蔵・展示されている博物館です。

金沢市立安江金箔工芸館

金沢の金箔は、全国生産高の99%を占め、世界的にも優れた伝統産業製品として知られる。ここは、展示資料や美術工芸品を通して「金箔」の全てがわかりやすく理解できる全国にただ一つの金箔工芸館です。金箔職人の第一人者・安江孝明が「職人の誇りとその証」を後世に残したいとの念願から、昭和49(1974)年に私財を投じ金箔工芸館を建設し、一般に公開したのがはじまりです。その後、昭和60(1985)年に金沢市に寄贈され金沢市立安江工芸館となった施設で、1階には製造工具・工程見本、2階には美術工芸品を展示し、常時金箔製造工程の説明と箔移しの実演を見ることができます。

金森美術館

フランスのバカラ村に設立されたクリスタルガラス工場で開発された高級クリスタルガラスのコレクションを収蔵・展示している美術館です。

鏑木清方記念美術館

明治から昭和期にかけて活躍した美人画で有名な近代日本画家、鏑木清方を紹介する美術館です。施設じたいが氏の旧居跡に設置されていて、市に寄贈を受けた日本画の作品に加え、素描、下絵、挿し絵などを堪能することができます。

鎌倉大谷記念美術館

ホテルニューオータニ前会長の故大谷米一氏を偲び、遺族によって1997年5月に開館された美術館です。 故人の鎌倉の別邸を改装した邸宅美術館で、当時の趣をそのままに楽しむことができます。収蔵品は日本近代絵画と近代フランス絵画を中心としたコレクションで、横山大観、速水御舟ほかデュフィ、ヴラマンク、キスリング、モジリアーニ、ユトリロ、ドンゲンなど多数。鎌倉の四季に応じた展示替えの楽しめる、オシャレな美術館です。

鎌倉文学館

鎌倉を愛した近代日本文学の著名な作家たちの自筆の原稿や初版本が展示されていて、その建築と風光美を同時に味わえる文学館です。鎌倉と文化とのかかわりを探ってみたいという方にはホントにオススメです(^^

上湧別町漫画美術館

加藤芳郎、石ノ森章太郎、モンキーパンチ、いがらしゆみこ、里中満智子らの原画を含め約500点近くを収蔵・展示している美術館です。

軽井沢絵本の森美術館

「自然との対話」をテーマに、グリム童話をはじめとした自然や動物の世界を描いた絵本とその原画を収蔵・展示する美術館です。主にアメリカ・ヨーロッパの絵本が中心で、1658年初版・1777年イギリス版12版のコメニウス『世界図絵』など貴重なものが多く、また、おもちゃギャラリーや世界の絵本を閲覧できる図書館も併設されています。

河井寛次郎記念館

京都市陶磁器試験場で作品を制作したのち、民芸運動の中心的役割を果たした河井寛次郎の作品を収蔵する記念館です。建物は寛次郎が飛騨高山の民家を参考に自ら設計した住居であったものを公開しているもので、代表作の「白地草花絵扁壷」や「鉄辰砂草花丸文壺」などの陶器や木彫、書物、墨画などのほかに、故人デザインの家具、調度品を展示している。

河口湖美術館

河口湖のほとりに建つ、広大な芝生広場を持つ美術館です。常設展は富士山をテーマにした作品を中心に集められていて、足立源一郎、和田英作などの富士山を見ることができます。また、特別展にも力を入れていて、内外を問わず興味深いテーマが取り上げられています。

川崎市立日本民家園

広大な生田緑地の中に、民家17件の他、武家屋敷門、水車小屋、農村歌舞伎舞台等、東日本を中心とする代表的な古建築23件(うち国指定文化財8件、県指定文化財10件)を移築・復原して公開しています。民家の中には、各地の民俗資料が配され、昔の生活を実感できるようになっています。

川崎市市民ミュージアム

川崎市に関する歴史、民俗資料や川崎ゆかりの作家の作品、また写真、まんが、ビデオなどを対象にしたミュージアムです。常設展示では「水と共同体」というテーマで、水と人々の生活との関わりを考える展示を行なっています。一つ一つにていねいな取り組みが感じられます。

川村記念美術館

京成佐倉駅から車で約20分の、広大な敷地と外国の庭園のような雰囲気を持った美術館です。コレクションは、近・現代美術が中心ですが、レンブラントの人物画や長谷川等伯、尾形光琳の屏風画なども見ることができます。特に「ロスコ・ルーム」には7点の壁画が並び、圧巻です。

河村美術館

北城内の閑静な住宅街の中、埋門の館の隣にある美術館です。館内には、青木繁、岸田劉生や小磯良平、黒田清輝など、日本の巨匠の作品から陶器、刀剣、ビールジョッキまで展示されているそうです。

神田日勝記念館

十勝の風土に根ざした作品を制作、新具象の世界を切り開きながらも、夭逝した画家・神田日勝の作品を紹介している美術館です。

掬粋巧芸館

井上家10代の井上庄七が収集した日本、中国、朝鮮の古陶磁器を収蔵展示する、日本の私立美術館の草分け的存在の巧芸館です。展示品は、元の「染付飛鳳唐草文八角瓢形瓶」や宋の「白釉黒花牡丹文梅瓶」など、重要美術品や重要文化財も含む陶磁器の他に木彫仏像や古銅器、古武具など、あわせて約600点におよぶ見事さです.

菊盛記念美術館

新潟県の、ロダンおよび高村光太郎をはじめ20世紀日本の代表的な具象彫刻家13名の作品と絵画を展示した美術館です。

驥山館

明治時代の書道家で、幼児の頃から神童とうたわれた故・川村驥山(きざん)の幼年期5歳から、晩年88歳までの書の作品を展示する美術館です。『諳書・楷書孝経・草書前後出師表』、『楷書・酔古堂剣掃之語』『隷書七言聯』『草書・般若心経』などの代表作のほか、驥山が使用していた硯、墨、筆、印、経典、酒瓢、杖、茶器などの愛用品も収蔵・展示されています。

北九州市立美術館

この美術館は、「一定の方針のもとに収蔵品を収集するとともに、地方美術館として市民生活に密着した生ける美術館」がコンセプトになっています。収蔵品は、日本、西洋の近・現代美術が中心で、岸田劉生、萬鉄五郎、東山魁夷、北斎、広重、ドガ、ルオー、ブラマンクなど多彩です。

北のアルプ美術館

山と自然の文芸誌『アルプ』に掲載された絵画や版画などの資料を収集・展示する美術館です。

北野美術館

日本の近代絵画史上特に貴重で珍しいといわれる作品や海外巨匠の作品が数多く収蔵されている美術館です。菱田春草「五月雨」、西郷孤月「つつじ」、下村観山「寒山拾得」など日本画や岡鹿之助「群落」、藤田嗣治などの洋画、伊藤博文らの数多くの書籍、工芸品が集められています。

切手の博物館

日本最古の切手をはじめとする様々な珍しいものも含めた20万点以上の切手を収蔵し、3ケ月ごとにテーマを設けて展示を行っています。

木下美術館

郷土の出身でホテル紅葉などのレジャー事業を経営していた木下彌三郎氏の蒐集したコレクションを公開した美術館です。1階彫塑展示場は、ギリシア彫刻を展示し、2・3階では、竹内栖鳳、橋本関雪らの近代日本画はじめ、近代洋画が展示されています。

岐阜県美術館

川合玉堂、山本芳翠、熊谷守一など、岐阜県に関わりの深い作家の作品や国内外の名作も併せて収蔵されています。所蔵品には、ルドンの「アポロンの馬車」、ルノワールの「泉」、モローの「サン・セバスチャンと天使」などがあります。

ギャラリー・TOM

視覚障害者が、作品に触れることのできるギャラリーです。閑静な住宅街にコンクリート打放し仕上げの上にギャラリーに光を採り入れる大きなトップライトのついた特徴的な外観です。

ギャラリー間

自主企画による建築やデザインの専門ギャラリーとして作品展・講演会を通じて質の高い情報を発信しています。作品展では、作家の思想・哲学を視覚的に表現しています。ホームページでは、開催中や次回の作品展、11年にわたる活動を[Histry]として紹介しています

京都嵐山オルゴール博物館

世界の美しいオルゴールの画像をたくさん見ることができます。特に、アントワ-ヌ・ファーブル作の世界初のオルゴールは感動的です。ほかに、ヴィシー作「ピエロ・エクリィヴァン」やランベール作「マンドリンを弾く少女」もとても可愛く、夢のような世界です。

京都国立近代美術館

日本の近代美術の大きな流れの中の代表作や、欧米の近代・現代の作品も充実しています。企画展も意欲的です。

京都国立博物館

京都に数多い社寺に伝来する名宝の保存と、平安時代以降の日本美術の収集・監理を行っている博物館です。約1万点に及ぶ収蔵品(館蔵品・寄託品)のうち、国宝106件、重要文化財779件、重要美術品193件と貴重なものが数多く所蔵されています。ホームページには著名な館蔵品・寄託品100点の全図と部分図や、紀要などの文章、さらには子供向けのコーナーなどが設けられています。

京都市美術館

国立京都近代美術館と平安神宮の大鳥居をはさんで東側に位置する美術館です。収蔵されているものは、日本画、洋画、版画、彫塑、工芸、書など数多く、京都にゆかりのある作家を中心で上村松園「待月」、前田青邨「観画」、村上華岳「阿弥陀」、木島桜谷「寒月」が鑑賞できます。

京都府立堂本印象美術館

日本画の巨匠 堂本印象が建物の外観から内部の装飾にいたるまで自ら設計したアートな感じの美術館です。印象の作品約2,000点が所蔵されていて、テーマ別の企画展を見ることができます。

玉堂美術館

多摩川の清流のかたわらに建てられた、日本画壇の巨匠、川合玉堂の美術館です。収蔵作品は、有名な「紅白梅図屏風」をはじめ約100点で、季節に合わせた展示替えがあります。

清里北澤美術館

諏訪北澤美術館の姉妹館として設立された美術館で、エミール・ガレやドーム兄弟の作品などの、アール・ヌーボー期のガラス工芸約500点を所蔵し、その中から約100点を展示しています。

清里フォトアートミュージアム

世界の有名写真家が撮った作品を、清里高原の澄んだ大気と深い緑に包まれた大自然の中に展示する写真美術館と宿泊施設の複合施設です。

清春白樺美術館

大正期において、西洋近代美術、特に後期印象派の紹介を行なった白樺派の美術館です。セザンヌ、ロダンも鑑賞でき、「ルオー礼拝堂」、「故梅原龍三郎画伯のアトリエ」もある、意欲的な美術館です。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー

大日本印刷が企画運営するグラフィック・デザイン専門ギャラリーです。テーマを定めた企画展や、グラフィックデザイナーの個展などが行なわれています。

空中散歩館

現代美術家の大成瓢吉氏と節子夫人の作品、油絵、デッサン、写真、オブジェなどが100点ほど展示されている美術館です。とても不思議な感じを味わえる空間をもったところです。

串本応挙芦雪館

串本にある無量寺に併設された資料館です。収蔵品は、長沢芦雪「龍虎図」襖絵をはじめ、近世絵画、現代の絵画、墨絵、彫刻など、貴重なものがそろっています。

釧路市立博物館

釧路市内の台地に鶴が羽を広げた形の形態で建つ博物館です。展示空間には二重螺旋の階段があり、その廻りに展示室がある。展示は、建築の特異な意匠を生かし、天地人と時間の2つの軸に沿ってつくられ、ジオラマ等大型展示物のあるテーマ通り部分で大まかなテーマをまずつかむことができ、その各部にセクション通りがありクラスター型で配されています。また、日本で初めてテーマに応じた立体環境音楽を流した博物館としても著名なところです。

石川県九谷焼美術館

青手の間、赤絵・金襴の間、色絵・五彩の間を中心に、古九谷から現在にいたる九谷焼の流れを紹介する美術館です。加賀市の文教地区、市立図書館に隣接した「古九谷の杜親水公園」にあり、 公園と一体化して、四季おりおりの美しい景観も楽しめます。所蔵の作品も数多く、詳細に紹介されているので、居ながらにして楽しむことができます。

熊谷守一美術館

洋画家、熊谷守一の住居跡に熊谷をしのんで建てられた美術館です。遺族所有の油絵22点、墨絵32点、書20点などを展示しています。

久万美術館

日本書画、陶磁器、洋画の三部門からなる、愛媛県久万町の美術館です。とくに洋画は、日本近代洋画史において前衛異端といわれた作家たちも見られ、意欲的です。

熊本県立美術館

熊本城の二の丸公園の一角に建てられ、その風景との調和を考えて高さを抑えた茶色のタイルの外壁をもち、ロビーを中心に常設展示室と企画展示室を上下に大きく分けた明快な平面の美術館です。古美術から現代美術までを網羅する総合美術館で、本館の常設展示の中には県内の有名な装飾古墳を再現する装飾古墳室もあることで有名です。

久米美術館

久米邦武と近代洋画を確立した久米桂一郎の父子を記念して設立された美術館です。久米桂一郎の作品の油彩、水彩などが中心の展示です。

倉敷考古館

昭和25年に、土蔵造りの米倉を改装して開館された考古館です。倉敷付近の旧石器時代から、縄文、弥生、古墳、歴史時代の考古学的資料が集められていて、石器、土器、鉄器など、常時500点の展示がされています。

倉敷市立美術館

倉敷市玉島出身の作家の作品がそろった美術館です。主な所蔵作家は、池田遥邨、坂田一男、寺松国太郎、満谷国四郎らで、郷土色を出しています。

栗田美術館

伊万里、鍋島を中心とした陶磁器を収蔵・展示する陶磁器専門美術館です。約3万坪の庭園の中に本館、江戸時代の伊万里と鍋島の制作過程を解説する陶磁資料館、阿蘭陀(おらんだ)館、世界陶磁館、大手門、歴史館、無名陶工祈念聖堂、陶磁器の専門研究制作を行う陶磁研究所、栗田山荘、栗田嵐嶽作の羅漢出山の大壁画がある開山堂、茶室など数多くの建物がつくられています。

呉市立美術館

1982年8月に市制80周年を記念して開館した美術館です。代表的な収蔵作品はエミール=アントワーヌ・ブールデルの「弓をひくヘラクレス」、ルノワールの「麦わら帽子の少女」、奥田元宋の「焼嶽」、小磯良平の「西洋人形」などすぐれた作品が収められています。

黒川古文化研究所

昭和25年10月、黒川幸七氏(黒川家三代)が家蔵の古文化財を学術研究の資料に提供し、かつその保存を図るため、土地・建物・基本金とともに寄付して設立した財団法人の研究所です。収蔵作品としては、殷周代の骨器・玉器・銅器をはじめ、中国古代のほとんどすべてのジャンルの美術工芸品が多数集められています。

黒田清輝記念館

「湖畔」などで有名な、明治から大正にかけての画家、黒田清輝の記念館です。大作「智・感・情」から「雲(6枚組)」、そして小品まで、美しい作品が多数所蔵されています。

黒部市美術館

豊かな自然の中で「親しみやすい美術館」をモットーに郷土作家の紹介の場として、地域文化創造の拠点となっています。日本・郷土の二つの視点に立ち、郷土ゆかりの作家の作品を収集していくとともに、わが国における現代版画の流れをたどる作品の収蔵を行い、企画展を中心に年4?6回の展覧会を開催しています。

桑山美術館

昭和56年、桑山清一の寄贈を受けて設立された(財)桑山清山会が、桃山時代から 現代に至る茶道具と近代日本画を展示するため開館した美術館です。館内には、近代日本画家、横山大観「霊峰春色」、速水御舟「小春」、川合玉堂「嶋之春」らの作品や、茶道具、工芸品が集められており、テーマによって年に3回入れ替え鑑賞することができます。

群馬県立近代美術館

県立公園「群馬の森」の中に、磯崎新の手で建設された美術館です。21年の歳月をかけて集められたコレクションは圧巻で、モネ、ルドン、ルノワール、シャガール、ピカソをはじめとする西洋絵画のコレクションは、海外からの借用依頼も度重なるほどとか。常設展示では、ルノワールの「読書するふたり」、モネの「睡蓮」、ルドンの「ペガサスにのるミューズ」、ローランサンの「犬を連れた婦人像」などを見ることができます。

芸術の森美術館・野外美術館

関東以北最大規模の芸術空間を持っている野外美術館です。彫刻は約70点展示されています。

芸大美術館

東京芸術大学付属の美術館です。国宝を含む様々な絵画、版画、彫刻、工芸品、建築などの作品や、学生の制作品、さらには楽器などを展示しています。卒業生の作品を中心とした展覧会など、みごたえのある企画で楽しませてくれます。

現代グラフィックアートセンター

大日本印刷がメセナでつくったグラフィックアートのギャラリーで、所蔵品の中心は、アメリカの版画工房タイラーグラフィックス社創設以来の作品を網羅したコレクション約850点が所蔵されています。ステラ、リキテンスタイン、ホックニーなど、現代美術を代表する作家の版画作品を有し、今後もタイラーが手がける新作が全てコレクションに加えられます。展示のほか、作品に囲まれながらのギャラリーコンサート「CCGA宇津峰の森音楽会」も行われています。

原爆の図丸木美術館

画家丸木位里・俊夫妻の共同作品「原爆の図」の他、戦争や公害を告発する絵画等を展示するためにつくられた美術館です。川辺に立地し、毎年5月5日には開館記念日の集い、8月6日にはひろしま忌が行なわれ、市民運動のネットワークの場ともなっています。ホームページには、美術館の建設経緯や利用案内・友の会の紹介とともに、原爆の図が数多く紹介されています。

高知県立美術館

平成5年11月3日に高知市に開館した美術館です。土佐の伝統を生かした土佐漆喰塗りの壁とグレーのかわら屋根をもった和風美術館です。高知ゆかりの作家の作品と、国内外の表現主義的美術作品、シャガールの作品を収集・展示する。1993年の「レッド・グルームス」展では作家に路面電車のペイントを依頼して市内を走らせるなど、ユニークな試みを行っています。能舞台をもつ劇場をもち、現代演劇の上演や実験映画祭なども活発に行われています。

江東区 芭蕉記念館

隅田川新大橋からすぐのところにある三階建ての個人記念館です。收蔵品は、芭蕉の筆による短冊や与謝蕪村、英一蝶の描いた俳聖像など約千五百点があります。展示されているのはごく一部だけですが、珍しいものでは「遺愛の石の蛙」などあって、興味深いところです。

神戸市立小磯記念美術館

洋画家小磯良平のご遺族により寄贈された作品を中心とするコレクションの保存、展示、収集、調査研究活動を行っている美術館です。

氷の美術館

氷とガラスをテーマとした美術館です。

郡山市立美術館

明治初期の近代日本絵画に大きな影響を与えながらも、その後軽視されてきたイギリス近代美術の体系的なコレクションが所蔵されています。そうした展示の他に講演会、ワークショップ、映画、ギャラリートークなども行なわれています。

高麗美術館

季刊誌『日本のなかの朝鮮文化』の発行人である朝鮮出身の実業家・鄭詔文が祖国への思いをこめて建てた日本で唯一の朝鮮美術を専門にした美術館です。統一新羅時代から朝鮮の李王朝末期までの美術工芸品、陶磁器、家具木工品、金銅仏、石像、絵画など1700点を所蔵しています。ホームページでは、その多様な収蔵品を豊富な画像で見ることができます。

国立印刷局「お札と切手の博物館」

大蔵省印刷局創立百年を記念してつくられた博物館です。お札・郵便切手の製造工程の説明や、お札などを印刷する印刷機の模型、1億円の重さを体験できるコーナー、日本と世界の珍しいお札や切手の展示などが行われています。

国立科学博物館

日本で唯一の国立の総合科学博物館です。教育普及活動にも力を入れていて、科学の実験や自然観察などを希望者を対象に行なっています。また、ホームページ上で展示品の検索ができます。

国立近代美術館

所蔵作品の目録が充実していて、検索することができます。作家や作品について、詳しく知りたいとき、便利です。

国立国際美術館

万博記念公園の中心にある、美術館です。ピカソ、ミロ、セザンヌ、デュビュッフェ、ウォーホルなどを見ることができ、また、ビデオによる作品鑑賞や作家紹介も行われています。展覧会には、美術の国際交流・・・という広い視野が感じられます。

国立西洋美術館

印象派の絵画とロダンの彫刻を中心とする、松方幸次郎氏のコレクションを保管、展示する目的で設立された美術館です。ほかにミロ、ポロック、エルンストなどの現代絵画も見られます。

国立民族学博物館

民族学に関する調査、研究を行う目的を持った、大阪の博物館です。常設展示では、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなどの地域展示や通文化的展示を通して、世界の諸民族に関する知識を深めることができます。また、ビデオテークという解説展もあり、意欲的な活動が行われています。

小杉放菴記念日光美術館

「自然へのいつくしみ」を基本テーマに、日光出身の画家 小杉放菴の日本画、油彩画、水彩画などの作品を展示した美術館です。主に動物や植物を描いた素描を展示することで、小杉放菴という画家の多彩な才能と日本の近代美術史上における広範な影響関係を見ていくことができます。

古代オリエント博物館

現シリア、トルコ、エジプト、イラン、イラクなどの古代オリエント美術・工芸作品を収集・展示している博物館です。

五島美術館

五島慶太翁による、日本と東洋の古美術を中心としたコレクションが充実しています。 また、国宝「源氏物語絵巻」を見ることができます。

駒ヶ根高原美術館

駒ヶ岳のふもとにつくられた美術館で、池田満寿夫、藤原新也、瀬戸剛の3人の現代作家の個別展示室があります。また、ほかにゴヤやドーミエ、浜田知明、大竹伸朗などの作品を特別展示室で鑑賞することができます。

小松均美術館

日本画家 小松均の住居を改装して作品が展示されています。

小諸市立小山敬三美術館

地元ゆかりの洋画家小山敬三の作品(「紅浅間」「白鷺城」など)を展示する小さな美術館です。
page top