「わ行」の美術館
国内外の近代美術作品の収集、個性豊かな特別企画展を指向している美術館です。美術館の内部の様子が写真でていねいに説明されています。
画家の脇田和のアトリエ山荘の敷地内に、自身の作品展示と現代との接点を求める企画展のための空間を、子息の脇田愛二郎とともに立案し、建設された美術館です。ドイツ遊学時代(1920年代)から近年の作品まで、油彩、素描、版画など、300点余を収蔵しています。
輪島塗をはじめとする漆芸専門美術館です。人間国宝、芸術院会員をはじめ古今の漆芸家の名品の紹介を通して、日本で高度に発展し完成された漆芸の美しさと出会い、漆の文化を語り合えるような場所をめざしています。
1928(昭和3)年10月、坪内逍遙博士が古稀の齢(70歳)に達したのと、その半生を傾倒した「シェークスピヤ全集」全40巻の翻訳が完成したのを記念して、各界有志の協賛により設立された博物館です。日本国内はもとより、世界各地の演劇・映像の貴重な資料を揃えており、錦絵46,000枚、舞台写真200,000枚、図書150,000冊、その他衣装・人形などの演劇資料52,000点をあわせて、数十万点にもおよぶ膨大なコレクションとなっています。
1990年開館の、外国のみならず国内の諸地域との文化交流をはかりながら、あくまでも現代美術をテーマとして展覧会を構成している美術館です。新しい視線で埋もれたアーティストを発掘しながら、世界的視野でアート精神を伝えていこうとする意欲にあふれています。
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